妊婦健診の糖負荷試験とは?どんな検査?引っかかるとどうなるの?
妊婦健診で行われる糖負荷試験(グルコースチャレンジテスト)と言われる検査。
SNSを見ている妊婦さんは「引っかからないか心配」「引っかかってしまった」という声を目にすることが多いのではないでしょうか。
私は平成28年に第1子を出産し、令和元年に第2子を同じ産婦人科で出産しました。
第1子のときには糖負荷試験はなかったのですが、第2子のときには糖負荷試験を受けました。
近年、糖負荷試験の実施率が大幅に変わってきたようで今ではほとんどの産院で検査を実施しているようです。
ここでは私の経験をもとに、糖負荷試験(グルコースチャレンジテスト)について詳しくまとめてみようと思います♪
目次
・糖負荷試験(グルコースチャレンジテスト)とは?
・検査にかかる時間は?
・糖負荷試験に引っかかるとどうなるの?
・糖負荷試験に引っかからないためには?
糖負荷試験(グルコースチャレンジテスト)とは?
妊娠糖尿病を診断するための検査で、妊婦健診で実施されます。血液検査で血糖値を測定します。
産院にもよりますが、私が受診していた産院の場合は2つの検査を実施していました。
1.スクリーニング検査(50gグルコースチャレンジテスト)
ブドウ糖50gを飲み、1時間後に採血をして血糖値を測ります。
血糖値が140mg/dl以上の場合は、次の2.の検査を受けます。
2.75gブドウ糖負荷試験
空腹時、75gブドウ糖を飲んで1時間後、2時間後の3回採血をして血糖値を測ります。
空腹時血糖値 92mg/dl以上、1時間後 180mg/dl以上、2時間後 153mg/dl以上
上記のうち1つ以上を満たすと、妊娠糖尿病と診断されます。
検査で飲む『ブドウ糖』というのは、炭酸飲料のような感じです。
三ツ矢サイダーをもっと甘くしたような味でした!
50gはコップ1杯分ほどで、70gは小さいボトルのペットボトル飲料くらいの量です。
70gブドウ糖負荷試験は3回も採血があり、検査の間なにも食べることができないので、まだつわりがあった私には辛かったです。
つわりがあって体調が優れない状態で検査をする場合は、誰かに付き添いとして一緒に来てもらうことをオススメします。
糖負荷試験にかかる時間は?
スクリーニング検査は1時間以上、75gブドウ糖負荷検査は2時間以上かかります。
検査の間、糖分の入ったものは口にすることができません。
私が検査をした産院では検査の間外出も禁止だったので、暇をつぶせるものを持っていけば良かったなぁと思いました。
糖負荷試験をするときにオススメの持ち物
・お水(糖分が入っていないお茶でもok)
・雑誌やマンガなどの暇がつぶせるもの
糖負荷検査に引っかかるとどうなるの?
妊娠糖尿病(GDM)と診断されます。
空腹時血糖値が92mg/dl以上だと妊娠糖尿病と診断されますが、私は93mg/dlでした。
私のように血糖値が明らかに高い数値でない場合は、基本的に運動療法と食事療法の指導をされます。
私が検査をした産院では後日予約を取り、栄養士の方と面談がありました。
食事の仕方、血糖値が上がりやすい食品、血糖値が上がりにくい食品などを指導してもらいました。
検査結果が思わしくない場合は食前後に自己血糖測定を行い、血糖値の管理をしていくことになります。
また、運動、食事療法だけで基準の血糖値を達成できない場合はインスリン療法が加わることがあります。
結果が著しく悪くなければ、いきなり入院になることはないようです。
妊娠糖尿病と診断された場合は出産後に赤ちゃんの採血をして、低血糖症の検査をすることになります。
特に問題がなければ、出産後の入院が長引くことはありません。
私がスクリーニング検査で引っかかったときには、もし私が入院になったら上の子をどうしようと不安で仕方なかったです。
それから75gブドウ糖負荷試験をするまでの間も食事など気を付けていたつもりですが、妊娠糖尿病と診断されてしまいました。
妊娠初期からしっかりと血糖値を気にした食事をするべきだったと後悔しながら残りの妊婦生活を過ごしました。
糖負荷検査に引っかからないためには?
産院では、妊娠初期の間に食事の仕方を見直して、適度に運動することが大事だと言われました。
まず食事の際に簡単にできるのは『毎食、食事の始めにサラダを食べる』ことです。
サラダを先に食べることで血糖値の急激な上昇を防ぎます。
『普段のご飯を玄米に変える』ことも栄養士さんにオススメされました。
私は白米感覚で食べられる玄米を購入して食べていました♪
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そして『血糖値が上がりにくい食品を知り、食事に取り入れる』ことが大切です。
私は糖質オフの食品専門店『低糖工房』さんで食品を買い、食べていました。
糖質91%オフのパンや、糖質90%オフのチョコレートまであります!
妊娠糖尿病と診断されて塞ぎこんでいた気持ちが、糖質オフスイーツを食べることで癒されました♪
また、つわりなどもなく主治医に問題ないと判断されれば、軽い運動も大事です。
マタニティビクスやマタニティヨガがおすすめです。
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妊娠糖尿病は、母体にも胎児にもリスクがあります。
糖負荷検査はそんな妊娠糖尿病を診断するための大切な検査です。
適切に検査を受けて、元気な赤ちゃんを産んでくださいね♪
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